[さ]提刀

さげ-とう

立礼する時の姿勢で、弦(峰)を下にして自然に下げて親指に鍔をかけないようにしながら、腕を伸ばして竹刀、木刀を持った状態を指します。

試合や稽古開始の礼のあとの、帯刀(たいとう)する直前の身構えで、気持ちを落ち着かせる姿勢であり、終了の礼の前の、相手との間の緊張を解いた状態の姿勢です。

「下げ刀」、つまり手を下げることと勘違いされることが多いですが、正しくは手に提げるの意味で、「提刀」と書きます。

Share
         Copyright © 若竹剣友会 - 剣道 - 千葉県我孫子市 - Do you 剣道?